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第四楽章『復讐の少女たち 〜discord〜』(オリジナル作品)

64和音着メロ[MA-5]
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着メロ情報 投稿:鳳花 (2009/08)
出典:オリジナル作品
メロコード:106561
投稿者コメント ──教会に、銃声と、二人の少女が同時に倒れる音が響いた...


戰場の脇の森を駆け抜けてきた少女が教会の裏へ進むと、そこには剣が突き立てられていた。
その刀身に刻まれた名前は、聖戰によって命を奪われた父のもの。その剣の下に、父は眠っている。

彼女は誓ったのだ。
“世界を再生する紅の宝玉...そんなもののために死んだ父の仇は、わたしが...”

戰場から聴こえる剣の金属音を背に、彼女は復讐の剣をとった──


『嘆き悲しんでも 父はもう微笑まない
紅宝玉を巡り今 ヒトは殺しあう

不条理な預言 陽の射さぬ迷宮
偽りを求め 果てる...


深い森を抜けて 古い教会の裏へ
墓標に代えられた 剣を胸に抱き

十字架に祈り 振り向く視界に
息絶えた二人の少女...

愛しさゆえ憎しみを交えて
対なして潰えていく
その連鎖はいつになったら終わるの?
...終わらないの?

枯れた二人の想い わたしが繋ぐから...
“力をください!”』


少女は剣を握り、倒れていた二人の遺体を囲む血溜まりにその剣を浸した。
真っ赤に染まった剣は、以降も変わらず紅の輝きを放っていたという。

預言者は言った、宝玉は“死者の滝”にある、と。
少女は決意する、平和どころか醜い争いを生むその宝玉を打ち砕いて、真の平和とは自らの手で勝ち取るものだと知らしめてやろう、と。

重い真紅の剣を握りしめながら彼女は走った。“死者の滝”の前ではまだ無益な殺しあいが続いていた。それを掻い潜り滝の裏へと辿り着いた彼女は、不自然に開かれた洞窟を発見するのだった──




4作目です
そして、シリーズの転換点です
いわばターニングなんとかです
『』内が歌詞ですよ
歌詞説明は最後に書いてあります↓↓

というわけで、第四楽章です
鳳花のいろいろを混ぜ合わせたら化学反応を起こしてこうなりました
JKS2の遺作となります
よって、過去最高のクオリティ
妥協はいっさいしておりませんが、これをモバスタで作れたら良かったかなという気持ちはちょっとあります
後悔はしてませんよ


で、曲について
まずおなじみの神秘的なサントゥールから入り、
撃ちます撃たれます
ココでファンのハートをわしづかみする計画でした

で、ちょっとジャズっぽいベースに挑戦
『どうやったらジャズっぽいベースになるかなぁ』と思案し、たどり着いたのがこのカタチ
もはや説明するまでもありません、聴いてくださればいいのです
っていうか説明する気力もありません←

ボーカル音は、アルトサックスを重ねました
あえてプリセットのまま
っていうか、ドラム以外すべてプリセットです
それでもクオリティ重視と言い切ります

……ま、要するにイヤホンが重要なわけです
絶対にイヤホンで聴いてください!
でなけりゃお腹こわしますよ!


そんなわけで、感想よろしくお願いします




紅宝玉→rouge(ルージュ)
預言→prophetie(プロフェシー)
迷宮→labyrinthe(ラビラント)
少女→filles(フィーユ)
力をください!→Je voudrais un pouvoir!(ジュ ヴドレ アン プヴォワール)
死者の滝→Angelica(アンゲリカ)
掻い潜り→かいくぐり

独学のフランス語ですが、なんとか正しく訳せました〜


ちなみに、Aメロのラストは『あ〜〜〜う』『だ〜〜〜き』というビブラートです
唄うときは注意です
……え、唄わない!?
…………ORZ

感想があると嬉しいのです♪
基本的に、すべてのコメントにお返しするように心がけております!

曲のモチーフになったお話はこちら↓から作曲から逃げてみたHP
『Innocent lilies』
『Sevens外伝』
『雪中花の愛染』
など掲載中(*^o^*)
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